フォークアートペイントで心にゆとりを・・
フォークアートペイントとは、ヨーロッパの芸術(バロック、ロココなど)の歴史から少し遅れて、その影響を多分に受けながら、広く民衆が生活を楽しむために身の周りの生活雑貨に施した民衆芸術のことです。
現代よりも質素で不便な暮らしを少しでも心豊かに過ごすためにと考えた昔の人びとの知恵が発祥です。 日々の暮らしにちょっと手を加えるだけで、心にもゆとりが生まれて、穏やかな空間、時間が生まれる・・・そんな発想に私はとても共感しました。
日本でも20数年前からトールペイントとして、少しずつ流行りはじめました。
アメリカンカントリーや、オランダのアッセンデルフトのように色鮮やかな手法もありますが、私はノルウエーのローズモーリングやオランダのヒンダーローペンなど、おさえめの色合いのものをアンテイーク風に仕上げたものを中心に描いています。
表札やティッシュボックスからテーブル、椅子などの家具のような木の素材、ブリキの素材を使います。
2012年から描きはじめたオリジナルのK’s Rose シリーズは、単色のバラをフレンチ風に仕上げました。
あなたもお気に入りのもの≪Favorite things≫ に囲まれたお洒落な空間を日常に取り入れてみませんか…?